２０１９年度までは、渋谷リフォームセンターとして毎年参加をさせていただきましたが、２０２０年度から「建設ユニオン」へテントの名称を変更いたしました。
建設業界では、人手不足が深刻な問題となっています。子供達が建設業に興味を持ってもらう為に、私たち建設ユニオンでは、活動の一環として子供達にものづくりの楽しさを伝える取り組みをしています。
建設ユニオンは、６０年以上の歴史と伝統を持つ、１万３千人程の建設職人が所属している組合です。ものづくりの楽しさを伝える為に、公園などでイベントを開催。匠の技を持った職人がサポートの上、大工道具を使って、子供達に箱作りや椅子作りなどの体験をしてもらいます。カンナで削られた木くずから、五感を使ってヒノキの香りを感じてもらい、断面を触ってもらうことで、建築資材について触れ合う機会も作っています。建設業の魅力を伝える他に、建設職人の生活と暮らしを守る組合としても活動中です。

当団体のブースに、毎年２００人程の方々が遊びに来てくれます。現状では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、例年通りの来場者数を呼ぶのは厳しいですが、現地開催ができた暁には、安全対策を講じながら、来場者には心から楽しんでもらえたらと思います。
毎年、リピーターとして来てくれる方もいますので、オンライン開催でもくみんの広場を途切れさせないで、運営していただき感謝します。子供の頃に遊びに来てくれた方が、大人になって自分の子供を連れて楽しんでもらい、そして大人達も初心に戻って楽しんでもらい、それがどんどん次世代に受け継いでいくことを期待しています。