若返るダイヤモンド体操は、高齢者の健康のために「いつまでも輝き続けられるように」という願いを込めて、理学療法士や大学教授の監修のもと考案した渋谷区オリジナル体操です。座って行う体操（座位）、立って行う体操（立位）、エアロビクス、セラバンドを使った体操の4部構成で、口腔機能維持と認知症や転倒の予防などを目指しています。
普段は地域交流センターや社会教育館など区内12会場で実施しており、地域の高齢者がリーダーとなって体操の運営や指導から片付けまで自主的に行っています。
令和2年度は新型コロナウイルスの影響で実施が見送られていますが、コロナ禍の中でも自宅で運動不足が解消できるように、名誉区民の井上順さんを起用した座位・立位・エアロビクスの動画を作成しました。高齢者福祉課のYoutubeチャンネルで公開しているので、是非ご覧ください。

くみんの広場での発表は、ダイヤモンド体操の周知という意味だけでなく、大勢の観客の前で演技を披露できる場として地域の高齢者が継続して体操をする上での一つの目標となっています。参加者と観客が一体となり、声を出しながらのびのびと体操する姿は圧巻です。

コロナ禍の中でこれまで通り体操を実施することが難しい状況ですが、くみんの広場は体操を知らない方と交流の機会であるだけでなく、爽快感や一体感を体験できる貴重な場だと思います。「新しい生活様式」を取り入れながら、また大きなステージでダイヤモンド体操を披露できることを期待しています。
今度はYoutubeで覚えた皆さんとも一緒に、更に盛大に盛り上がりたいと思っています。